個展のおさらい「作品」たちについて

勝手にしゃべりたいことがあるので続けます。
(と、言いつつ、いろいろあって更新が遅くなりました。)
私の一人語りなんてあんまり意味ないと思うけど、その中でも比較的興味ありそうなのは、作品のことですよね?
なので、今日はそこから。

今回は25年間の集大成ということで、過去作品のリピートがメインでした。
なので、修正はすれど、新しくパターンをひくということをあまりしなかったので、作業的には楽でした。

パンダに関しては、ずっとやってみたかった「上野ファミリー」の大集合。
普段はあまり考えずにパンダを作っている私が、まずモデルを思い描きながらというのが難しかった。
定番の形をもとに、頭の形をとがらせてみたり膨らませてみたり。少しずつパターンを修正しました。あとはキャラクターに合わせた生地を見繕ってみたり。
でも一番想定外だったのは、それぞれのパンダたちに対する思い出の数。
パンダ来日からの50年、そりゃずっとファンとか言っている私にも色々あるわけで。
思ったより会いにいってないことに気づいて、思い出を形にするのが難しいコもいました。
そういう時は思い出ではなく想い。「好きって言ってるのにごめんね」って気持ちを上乗せしてしまいました。

私は、上野ファミリーだけに特化したパンダファンなので、
その集大成のような、そんな制作時間を過ごすことができたのはとても良かったと思います。

これら13匹は、私の「概念」だったので、みなさんに伝わるのは難しかったと思うのですが
会場ではその違いを楽しんでいただけたり、共感までしていただいたり!
「ランランカンカン世代」「トントン世代」「シャンシャン世代」で分かれるのも面白かった。
パンダトークができたのが楽しかったです。

パンダ以外のどうぶつたちも。白×黒ばっかり作っていると、無性にカラフルに行きたくなるので、バランス良くちりばめることができたかなぁと思ってます。
私はペアで作り上げることが多いので、彼らが会場でくすくすと楽しそうにしているのが良かったです。
あの展示は、お客様でフォロワーさんの方がたまたまのきっかけで搬入を手伝ってくれることになって、全部お任せしたのです。私がしたのはだいたいのグループ分けで「このコはこのエリアにおいてね」と簡単な指示をしただけ。
さすがぬいぐるみ好きだけあって、魅力を引きだしていただけました、感謝。

最後に「Reborn」というシリーズについて。
これはずっとやってみたかったこと。
終わったから話します。
フリマサイトや中古屋さんで、昔のぬいぐるみが高く売られているのが嫌だったんです。
手放すことは私がとやかくいうことではないし、高く評価されていることも光栄なのかもしれない、けども、私にはその価値がわからなくて。とても恥ずかしかったんです。
年がたつにつれて私の作るもの自体が変化していくのは「もっとよくしたい」という成長の現れなので、作家としてのその気持ちは当然ですよね。
とはいってもお客様の目線で見れば「昔のコ」は誰かの大切な家族であって一緒に過ごしている時間があれば、良さは色あせることはない。
この気持ちの折り合いが難しくて。
ほんとは「お宅で眠っている【しろくろや】を買い取ります。リメイクして販売します」的な
企画を打ち出そうとしてたんですけど。作家友達(しかも複数全員)に反対されました(笑)。まぁ、冷静に考えたそりゃそう。。。なので。(現時点で「しろくろや」を気にしてくださっているお客様のおうちに実際に箱の奥に眠っているコがいたとしても、作家本人には言い出せないだろうという)
募集はあきらめたんですけど(結果やらなくてよかった)実家や我が家にあったコらがみつかって、皆様に声をかけることなく私の欲を昇華させることができました。
やってみた感想としては、思うようにできた満足感と、意外と昔の私もちゃんと作れてるなってことがわかって安心したこと。
確かに見た目はつたない感じだったのですが、縫い方とか綿の詰め方とか、そんなひどくもなかった。
当時の私もその時なりに自分の100パーセントで作ってたんだなぁって思えたのがよかったです。

そんな積み重ねの25年、支えてくださった皆様に感謝感謝です。

今日は作品について書きました。
もっと言いたいことがたくさんあるのに第一回がこんな長くでどうするかな(;^_^A。
次は会場と展示に関するアレコレを書きたいな。